音響にこだわりたいけれど、賃貸や家の壁に穴を開けるのが心配…そんな方におすすめなのが「ナゲシレール」を活用したサテライトスピーカの設置です。今回は、スピーカを上手に浮かせて取り付けるDIYアイデアをご紹介します。
壁への傷を最小限とし、配線もすっきりとまとめられるため、見た目もインパクトがあり、音の広がりを楽しめること間違いなし。簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください!
上面から迫り出したスピーカは、音の広がりと共に見た目のインパクトも大きいです。
順を追って、取り付け方法の解説を行っていきたいと思います。
サテライトスピーカの簡単壁掛けDIY概要
目的 | 音の広がり・見た目のインパクト |
費用 | 3,500円程度(スピーカやシステム除く) |
作業時間 | 40〜60分程 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
TVボードに置いているスピーカを、上部に設置する事を想定しています。
ステレオシステム(ホームシアターシステム)に、スピーカを増設する場合も可能です。
有名メーカーのスピーカもメルカリなどでバラで買えば、比較的安価で手に入れることが出来るかもしれませんよ。
壁掛けDIYするための準備物
- スピーカ(増設用)
- スピーカコード
- スピーカブラケット
- 配線モール
- ナゲシレール
- 木材(ワンバイフォー材)
- 壁紙用クロス
※直接壁にネジ固定するのであれば、最後の3つは不要です。
スピーカコードは、Amazonで購入。
スピーカブラケットは、FuliLie製のものをこちらもAmazonで購入。
配線モールは、ホームセンターで購入。
ナゲシレールと木材もホームセンターにて。
壁紙クロスは、100均でも入手可能です。
(ご自宅のクロスによってはホームセンターで馴染むものを選んだ方がいい場合もあります)
ピン固定で壁に付く傷は1mm程度【パテ補修可能】
3つの針でピン固定を4箇所行いますが、壁に穴が開くことに対して抵抗がある方もおられると思います。取り付けの角度の調整など失敗してしまった場合も同じでしょう。
DIYに一方踏み込めない方にアドバイスとして、関連記事を紹介しておきます。参考にしてみて下さいね!
簡単DIYを順を追って解説
まずは、設置構想を練ります。
サテライトスピーカは、サブスピーカとしてのメインの音をより臨場感を上げる様な立ち位置かと思います。
可能であれば、背中側に設置することがベターですが部屋のレイアウトや配線回しのしやすさなども考慮するといいでしょう。
スピーカの配線手順
スピーカコードを長めにカットして、スピーカに接続します。その後、スピーカブラケットを取り付けます。
スピーカベース組立手順
私は、ネジを直接壁に打ち付けるのに抵抗があるので、間に木材のベースを挟んで固定しています。ナゲシレールでのわずかな穴は空きますが、最小限に抑えられますよ。
木材に、クロスを貼り付けて裏側にナゲシレールを固定します。設置位置に、ナゲシレールの片側を固定してベースが完成します。
ベースの合体手順
スピーカブラケットの相手側をネジ固定し、スピーカを合体します。角度の微調整を行い、増し締めを行いましょう。
安全のための動作確認
本体側の電源を切り、配線を行います。緩みのない事を確認し、動作確認を行いましょう。R/Lなどを勘違いしやすいので、テストモードなどでチェックが必要です。
見た目スッキリ配線処理
配線モールを活用し、見た目すっきりさせます。余分の配線は、本体側に余りをまとめておけばいいでしょう。これで無事に完成です。
サテライトスピーカの簡単壁掛けDIYまとめ
- 上面から音の広がりのあるスピーカ設置
- 壁穴を最小限にする為にナゲシレール活用
- 見た目のインパクトと機能を両立
我が家では、ウーファーとセンタースピーカの他、4つのスピーカを浮かせています。音の広がりがとても感じられて満足です。
ただ、息子のYouTubeや子供番組メインでの生活なので中々本来の力を発揮する場面は少ないのが残念なところです(笑)
子供という面では「音質のこだわり」というよりか、設置面が上になった事により配線などを「子供にいじられない」という面の方が結果的に良かったかもしれません(笑)
日々使うものは、目につきやすい面もあるのでその辺りを好みにアレンジして満足感を得るのもDIYの醍醐味ですね。
少しでも、参考になれば嬉しいです。ご覧頂きありがとうございました!
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