庭に畑を作ってみよう!【#02】

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前回のつづき

前回、庭に畑を作るに当たり事前情報としてメリットとデメリットの紹介と共に、地面に埋める仮設置まで出来ました。

今回は、ブロックの本設置をして人工木で覆い、畑のエリアを完成させていきたいと思います。

畑との境界となる地面に埋まったブロック

ブロックの位置調整

①基準となるもの(フェンスや基礎)とブロック等で高さを合わせ、ひもを使ってピンっと張り高さの基準とします。

ブロックの高さ基準となるスリング

②2~3m毎に、高さ基準を設けて目印とします。

前回のまっすぐの基準線に沿って配置し、今回の高さに合う様に調整して並べていきます。

※調整の際は、必ずハンマーで叩いたり・ブロック自身を落とし込むなどして地盤を固めますしっかりと圧をかけておかないと、後々にでこぼこになってしまいます。

目安のラインとして基準となる縦と横のスリング

③それらを繰り返して、レイアウト通りに設置を行っていきます。地味な作業ですが後々に影響する、大事な工程です。

④設置したブロックの両際には、倒れないように斜面を土で盛って踏み固め、水を掛けて更に押し固めていきます。

基準線からまっすぐ埋められられた境界ブロック

⑤可能であれば、雨の日などを含め日をおき十分に押し固めます。そうすることで、しっかりと固まり安定させる事が出来ます。

畑スペースを確保したブロックの境界

マスキング

外側はブロックの地肌が見えると今一つなので、こちらをカバーしてきます。

完成イメージとなるグリーンのマスキング

▶︎見栄えの話なので、気にならない方はスキップして貰ってOKです。

準備物

  • ハンマー
  • ハサミ
  • 押さえピン
  • 耐久性のあるシート

…今回は、後々人工芝を敷く予定なので色味的にも防草シートにて代用しました。コスト的には他の代用品として、手元にあるものでも耐久性があれば問題ありません。

防草シートを活用したマスキング必要部材紹介

手順

①ブロックの寸法に対して、上面と側面プラス余分部分を加味して、カットします。

②押さえピンにて、設置面の付け根あたりを押さえて固定します。

防草シートを活用したマスキング組み立て手順

③それらをひたすら繰り返し、前面を覆っていきます。目的は、この後人工木を上面に設置する際に覆えない部分の見栄えを良くする為なので、大雑把で問題ありません。

全体的なマスキングイメージ

シワなどが気になる場合、人工木取り付け後は触れなくなるので内側に両面テープなどで固定しておくのもいいかと思います。側面のみでOKです。

テープを活用したマスキングの固定手順

人工木でブロックを覆う

人工木にて、ブロックの強度を活かしつつ無機質な色味から、見栄え良くアレンジしていきたいと思います。

準備物

  • YAMAZEN 1×4 人工木
  • 万力
  • 木材(端材で可)
  • 取り付けネジ


活用用途の多い人工木のワンバイ材

実家の家で行った試作は、格安のワンバイフォー材に塗装を施しましたが、日当たりが悪く乾燥が行き届かない部分が腐食してしまうことがありました。

格安ワンバイ材での昔の失敗例

その為今回使用するものは、人工木を選定し組み立ててみる事としました。

図解すると下記の様なイメージとなります。

ブロックに人工木でのカバー固定の図解イメージ

部材加工

天井板」

①今回のブロックに対して幅が足りなかった為、半分に切断した物をネジ固定し延長します。

カバーとなる人工木の組み立て手順

②上下左右のズレを抑える為、万力を使用すると作業性と見栄えが良くなります。

「側面板」

③高さの足りない部分は前回のシートで隠れる為、ネジ固定のみで大丈夫です。

カバーとなる人工木の加工手順

見栄えを良くする場合は、ネジ隠しを行います。ネジ頭が入る穴と、ネジ部が入る穴の2段構成としています。作業の手間はかかりますが、ネジが目立たなくなる為オススメです。


部材取り付け

「天井板と側面板を合体」

①ブロック毎のまっすぐの直線ラインの誤差を化粧板にて修正しながら固定していきます。それぞれ万力で掴み、寄せを行います。

万力で仮固定しながら、左右高さを調整し、側面板から下穴をあけた後、ネジ固定を行います。

カバーとなる人工木の取り付け手順

「押え木」

③上面から隠れる、適度な長さの板を準備します。

④万力にて天井板・側面板への寄せを行いネジ固定する事で、ブロックとの隙間をなくしズレの防止が目的となります。

ずれ防止の工程手順

⑤以上を繰り返し、天井板・側面板の繋ぎ目を考慮しながら、ネジ固定を行なっていきます。

人工木カバーの完成イメージ

※どうしても修正が難しい細かな凹凸は発生する為、序盤から3mm程度は大目に見て全体的に極端な差が出ない様に調整しておくとバランスが良い感じになります。

土を耕す

我が家の場合、山砂といって学校のグラウンドの様な土です。その下には、大きめの石がゴロゴロとある様な状態です。山砂のままでは、とても野菜は育たないのでしっかりと耕していきます。

畑で根が張れるように、なるべく底深く掘っていきましょう。

準備物

  • スコップ
  • クワ
  • レーキ

※高圧洗浄機は用途が異なる為、必須ではありません

畑を耕す為の工具類紹介


手順

  • スコップ・クワで掘る
  • レーキで慣らす
  • 以下、繰り返し

※堅い場合は、高圧洗浄機の水圧で掘っていく方法もあります。が、跳ね返りの泥がすごくて洗浄機側のメンテナンスも必須となるので取り扱いには注意が必要です。

畑の深さを保つ為の耕す手順

畑のエリアにもよりますが、スペースが広いとなかなか不毛な作業です。

設置したブロック側を深く掘ると崩れていく恐れがあるので、そちらは掘らずに対面にて深さを稼ぐと畑のウネのサイズをバランス良く出来ると思います。

芋類の根を張るものを考慮すると出来るだけ深くしないと、ウネを高く盛らないといけなくなり結構大変になります。

進捗

畑のエリアとして、境界が出来ると結構それっぽくなってきました。畑での作業は、どうしても土で泥だらけになるので、境界があることでそれを防ぐことができます。見栄えも良くなりますしね!

次回は、畑用の土を投入し苗植えをして実りの時期を目指して、引き続き頑張っていきます。

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