キュリオロックデメリット|3年間使用し締め出し経験からリスク管理

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キュリオロックをはじめとした、スマホで鍵の操作が可能なスマートロック。その便利さが話題となっていますが、実際に使用する際には幾つかのリスクとなるデメリットもあります。今回は、実体験を交えながら詳しく解説していきます。

スマートロックで家に入れない!締め出しリスクと対策

スマートロック最大のリスクは、締め出しの可能性です。「家に入れない」という事態を招く可能性があります。いくつかの原因を解説します。

オートロックは使わない方が無難

オートロック機能は非常に便利ですが、ゴミ出しやちょっとした外出時にスマホを忘れても、鍵が閉まります。その結果、締め出されてしまうケースが多いです。

予備の電池で電池切れを回避

乾電池式のものは、サブの電池を入れられるものがほとんどです。アプリの通知機能もある為、よっぽどでなければ回避できるかと思います。

防ぎようがない万が一の故障も

長年問題なく使用していたとしても、突然システムエラーや故障で解錠できなくなることがあります。この予測不能なトラブルはスマートロックならではの課題です。実際に私が経験したエピソードとして、追って紹介いたします。

何より物理キーの管理が大事

スマートロックは、便利な反面トラブルに見舞われると損失が非常に大きいです。通常時は、スマートロックの便利さにあやかり、いざと言うときを想定して、しっかりと管理をしておきましょう。

スマートロックで締め出された場合の対処法【冷静に落ち着いて】

故障での締め出しといったリスクは避けたいものですが、これらを想定し具体的な対策を立てておくことが重要です。また、実際に今トラブルにあっている方には、ぜひとも参考にしていただきたいです。

アパートマンション|管理会社へ

賃貸物件の場合、管理会社へ相談することで解決策を模索することができます。様々なパターンがありますので、まずは相談をしてみましょう。

一戸建て|地元の鍵屋を呼ぶ

ドアの解除は非常にセキリティが高い為、他の方法を検討してくれるのがほとんどです。状況によりますが、私の場合の費用は12,000円で済みました。

また、「地元」のという部分も大事になります。“信頼できる業者”という意味で、地元といっても、ネット検索で出てくる「位置情報を利用した」地元名の付いた業者には注意が必要です。必ず所在地や口コミを確認にしましょう。

【高額請求】鍵の解除トラブル多発で消費者庁が注意喚起【怖い】

ネットですぐ出てくる業者は注意

ネット検索の際上位に出る「広告/スポンサー」の表記がある鍵業者には注意が必要です。家に入れず焦ってしまいがちですが、業者選びはしっかりと吟味する必要があります。

消費者庁より以下の様な注意喚起が出ています。

”鍵をなくしてしまったときは、家族や知人等に相談するなど、慌てずに行動しましょ う。また、住宅等の鍵をなくした場合には、建物の管理者等の相談できる連絡先がないか確認しましょう。もし、インターネットで鍵開け業者を検索する際は、上位に表示された業者であるからといって急いで依頼することなく、他の業者にも料金相場を確認するなど、よく検討 してから依頼するようにしましょう。”

出典:消費者庁ウェブサイト https://www.caa.go.jp/notice/entry/027673

業者名も出ていますので、1度目を通しておくことをお勧めします。

出典:消費者庁ウェブサイト公開資料 https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_policy_cms103_220225_01.pdf

【経験談】キュリオロックで実際に締め出されてしまった【後悔】

キュリオロックを使い始めてから数年は特に問題なく使えていました。しかし、ある日突然、アプリのエラーで鍵が開かなくなり、家に入れなくなったのです。

実際に締め出された当時の状況

  • 3年間、問題なく使えていた状態
  • いつも通りスマートウォッチを使い施錠
  • 普段はベルトに現物のキー所持している
  • 息子と公園で遊ぶので着替えていた
  • 帰宅後、エラーが発生し入れなくなる
  • 「解施錠に失敗しました」と表示
  • アプリ上は「開」、現物は「閉」のまま
  • ドア越しの動作音は、いつもと違う動作
  • 電池状態は共に「良好」アプリは最新版
  • ドア越しにハンズフリー設定を行う
  • スマホの通知上は解除だが、開かない

2時間ほど色々試みるも、らちが明かないため前述の通り地元鍵業者に依頼し、無事に家に入ることができました。

キュリオロック「解施錠に失敗しました。サムターンが回せませんでした。」エラー

実際に、キュリオロックがエラーが発生している時の動作です。

解施錠に失敗しましたエラーの解決策は「解施錠位置を再調整」

アプリ内の「右下ロック設定」→「ロック設定」→「解施錠位置を再調整」にて、開と閉の位置を再度記憶させることで、一旦復旧できました。

その際、キュリオロックを一度ドアから取り外してサムターン部分がスムーズに回るか確認し、念の為何周か回しておきました。

サポートへ問い合わせた結果

  • 本体内部のモーターの不具合の可能性
  • 解施錠位置のズレが生じている可能性
  • 修理は本体ごとの交換
  • 1年以内は無償
  • 1年以上は有償で、15,180円
  • 有償交換の場合、現物の発送は不要

とのことでした。解施錠位置のズレに関しては上記と同じ手順を促されました。愛着持って3年使い続けましたが、有償費用がそれなりの値段だったので少し残念でした…。

リスクを理解しスマートロック導入【使用中の方もリスク管理を】

キュリオロックは非常に便利で、鍵の持ち歩きから解放される快適さを提供してくれます。まさにQOLの向上です。ただし、その便利さの裏には万が一の締め出しリスクの理解が必要です。

リスクを軽減するためのポイント

  • 物理キーの管理を徹底する
  • オートロックはなるべく使用しない
  • 信頼できる鍵業者を事前にリサーチ

スマートロックデメリットまとめ

スマートロックは、使いこなせば生活をより便利にしてくれるものですが、導入前に起こりうるリスクとなるデメリットをしっかりと理解し、対策を講じておくことが重要です。締め出しリスクに不安がある場合でも、適切な準備をすれば安心して利用できます。

「便利さ」デメリットを天秤にかけながら、自分に合った使い方を見つけてみてください。

私は、こういった経験をしましたがやはり、キュリオロックは便利です。使い勝手が良すぎて、一度使うと元に戻れません。下記にてメリットをまとめておりますので、合わせて読んでみてください。

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