EZCastPocket｜自動で繋がる安定接続ワイヤレスミラーリング

Chromecastを中心に、PCやスマホ画面を映す「ミラーリング」が一般化し製品も増えましたが、OS制限や機能限定が多いのが現状です。一方、直接ミラーリング可能な海外製の廉価版はAmazonで手軽に購入できますが、品質にムラがあるのが難点。そんな中、注目したいのがTELEC認定品の「EZCast Pocket」実際に使用して感じた使い勝手の良さや接続性の安定など解説します。

ミラーリング対応他製品との比較

• 大手メーカーは自社製品の優遇処置
• Appleは親和性が高いが自社製品前提
• 1対1で接続する物は自動接続でスムーズ

やはりApple製品同士のシームレス接続に、軍配が上がります。ただし、不便に感じているのはそれ以外の手段を模索している方かと思います。HDMI接続器のみで接続は、アカウント設定などの手間が入らず基本的にどの機種でも繋げられることがポイントです。

EZCastPocketのメリット

ワイヤレス接続ということで、わずらわしい配線から解放されるのはもちろんのこと、以下3点が大きなメリットとなります。

• セットアップ不要で電源供給のみで接続
• 接続が十分安定しておりタイピングOK
• デスクPC常時接続モニター不要で接続可

ミラーリングの接続できないを解消！やり方簡単設定なしでOK

USB端子から給電(5V1A以上)を行うだけで機器は動作し、配線が不要で設定も不要です。取説では、セットアップ時に設定ボタンを押す指示がありましたが、何もせずに接続できました。このお手軽さは非常にポイントが高かったです。

動作遅延はほぼなく接続が切れず安定！PCタイピングも違和感なく

スマホやタブレットの画面を、TVに映して動画を見る分には問題ありません。遅延に関して繊細な、PCのタイピングもストレスがなく、十分に動作可能です。ただし、ゲームでの1フレームの遅延も影響が出るものには、さすがにオススメできません。

PC起動時自動でワイヤレスモニター接続！メインディスプレイ化

ちょっと変わったメリットですが、ワイヤレスでミラーリングする際、基本的にはメインディスプレイから操作を行う必要があります。mac mini特有の動作の可能性もありますが、私の環境ではそれが不要で、自動でワイヤレスモニターへ接続可能でした。

Macminiに使いアドレスフリー

Macminiとモバイルモニターを活用することで、家のどこにいてもPC環境が実現できます。普段書斎でPC環境を整えていますが、リビングで軽食を取りながら作業をしたり、子供と一緒にYoutubeや調べ物をしたりすることも可能です。MacBookの様な使い方を、高スペックなPCで実現できます。

TELEC認定品｜EZCastPocketは他の海外品と段違い

TELEC認定：日本技術基準適合証明とは、電波法令の技術基準に適合していることを示しています。Amazonで販売されている安価な海外製品でありがちな、ハイパフォーマンスをうたっていても使えないという粗悪品でない為安心して購入できます。

EZCastPocketのデメリット

• 本体が大きく場所を取る
• 送受信器1対1のみの接続
• 4Kには非対応

Amazon Fire TV Stickをもうひと回り大きくした様なサイズ感です。唯一の配線とはいえこちらに電源供給が必要なので、人によってはデメリットと感じるかもしれません。また、モニター側が美麗な4Kに対応していても画質が落ちる場合があります。

HDMI以外にTypeC給電ラインナップ！4K対応の新機種も登場

最新のiPhoneでも採用されたUSBTypeC端子ですが、こちらの端子のラインナップも登場しています。HDMIと違い給電も同時に行える為、より配線周りがスマートになります。

また、最新機種では待望の4K対応製品もラインナップに追加されております。これらによりデメリット部分は幾分対策されました。

ミラーリング・ワイヤレスディスプレイならEZCastPocket

EZCast Pocketは、ミラーリングに必要な安定性と使いやすさを備えています。煩わしい設定なしに利用できる点が大きな魅力です。一方で、本体サイズや電源供給の必要性、4K非対応などのデメリットもありますが、新しいラインナップで徐々に改善されています。また、TELEC認定を取得しており、品質面での安心感も得られます。ぜひ、ミラーリングに課題を感じている方は一度試してみてはいかがでしょうか？