雨水タンクとは、雨の日に雨どいをつたって排水管に流れていく水を、タンクに溜めておく仕組みです。
海外の家に置いてありそうな感じですね。最近のものは、見た目も良くオシャレなデザインの物も増えています。庭での家庭菜園では、必須と言っても良いほど活躍の場があると思います。
晴れの日が続くと気持ちが良いですが、雨水タンクを設置すると空っぽのタンクに早く水が溜まって欲しいと雨の日が待ち遠しくなりますw
まずは、概要からメリット・デメリットやオススメの商品を含めて解説していきたいと思います。
概略
100Lタンクを設置した際の目安となります。
目的 | 家庭菜園や洗車などの雨水活用 |
費用 | 約22,000円 |
作業時間 | 半日程度 |
難易度 | ★★☆☆☆ |
デメリット
- 雨どいのカットをしないといけない
- フィルターメンテナンスが必要
- 晴れの日が続くと使えない
雨どいカット
雨どいに流れる水の経路を活用する為、カットは必須となります。見た目も悪くなるので、ミスは避けたいところです。しっかりと計測して実施しましょう。
フィルタメンテナンス
雨水は、あまりキレイとはいえません。雨どい自体にゴミが溜まったりしていることもあるので、その流れで汚れを運んでくることもあります。その際に活躍するのが、フィルターです。そのフィルターは定期的な洗浄が必要となります。
晴れの日の水不足
当たり前といえば当たり前の話です。しかし、タンク設置後に”使う事が当たり前”になると、逆に使えないことに不自由を感じます。
メリット
- 依存しない自立型住居の一片
- 水が出せる場所の増加
- 太陽光発電とのメンタルバランス
自立型住居
“水道代の節約!”というキャッチーなメリットを前面に押し出したいところですが、タンク代がそこそこするので、経済的な話で元を取るのに結構な月日を要します。が、このご時世インフレの加速やエネルギー問題などの側面、災害時のインフラへの影響などの側面を考慮し、自分の家で完結するシステムは今後、更に強みとなるでしょう。
水が出せる場所の増加
庭で水を使う際に、散水栓からホースを伸ばしているかと思います。雨水タンクは、雨どいパイプの箇所であれば設置可能な為、活用用途に応じて好みの位置で水を使うことが出来ます。移動の手間や、ホースの片付けなどが要らないというのはストレスフリーですね。
メンタルバランス
我が家では太陽光発電のシステムを取り入れている為、雨の日は少しテンションが下がります。そのメンタルバランスを整えるのに「雨の日は、タンクが溜まる!」という独特な解釈でメンタルケアをしていますw
オススメ商品
ズバリ!ハーコスターのスペースセイバー100L(イギリス製)となります。
雨水タンクは、容量や形状など様々なものがあります。私は庭のデザインとして溶け込むカラーである深い緑のインパクトとすっきりとした縦長の形状から、“設置時の単純にカッコイイ!”という見た目重視で選びましたw
案外デザインが良い雨水タンクは少ないんですよね。安い買い物でも無いので、しっかり吟味して購入にたどり着いてもらえればと思います。
ちなみにリピート購入し、我が家では同じものが2台設置してあります。
補助金
地方時自体にもよりますが、エコ製品に対して補助金を発行しているところもあります。我が家では対象外でしたが、隣町は対象の様でした。しかし、“市内の販売店”と指示されている為上記の様な海外製のハイデザインのものを取り扱っていない可能性が高いです。まずは、お住まいのホームページなどで確認してみることをオススメします。
私は楽天市場にてポイントが多く貰える“お買い物マラソン”の時期を狙って、日用品とまとめて購入しました。発送は、大きな大きな段ボールで届きますw
活用方法
主な用途は、家庭菜園への水やりや、高圧洗浄機を用いた洗車や外壁・フェンス・駐車場の清掃にて活用しています。洗車時は、100L満タンから7〜8割は減るほど使用していました。水道代を気にせずにガンガン使えるのも嬉しいですね。
洗車に関する記事はこちらになります。
庭で作業をしていると、こまめに手を洗う機会があるので寒さが和らぐ季節では活躍すること間違い無いでしょう。貯水としての役割もあり、気持ちの面で安心感もありますね。
次回
今回は雨水タンクを購入するにあたり、気をつけておく点などをまとめてみました。
次回は、いざ設置!ということで集水器の取り付け手順などを含めて解説していきたいと思います。
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