前回、雨水タンクの設置手順を解説しました。
今回紹介するのは、自作スタンドの紹介と運用時のメンテナンスについて解説していきます。
自作雨水スタンド
1台目の購入後に「コレ使えるな!」と思いながら、畑の水やりでジョーロをくむのに何度も往復をしていました。
畑には、散水栓にホースを繋げて水やりする予定でしたので、すぐそばにはあるのですが、なまじ雨水があるのに「水道水を使うのが悔しい!」と思い、本末転倒です。
雨水に関しては、活用の幅が広がることは分かったので、リピート購入したという背景です。
ただ、雨水タンクは水圧が出ないので散水線とも兼用できる形として、専用スタンドを作成していきたいと思います。
概略
目的 | 散水栓との兼用スタンド |
費用 | 約2,000円 |
作業時間 | 半日程度 |
難易度 | ★★★☆☆ |
準備物
- 人工木
- ネジ
- 取り付け金具
- 養生テープ
人工木
YAMAZENのワンバイフォー人工木にて作成します。人工木は、見た目がよく木材と同じ様な加工のしやすさがありながら、木材と違い腐食しないという点が優れています。
取り付け金具
ダイソーのステンレス金折隅金(2個入り)を活用しました。一部写真では異なる部品を使っていますが、強度があれば問題ありません。
手順
①卓上丸ノコにて人工木をカットしていきます。
私は、新興製作所の卓上丸ノコSCT-190を活用しています。今まで手元には、通常の丸ノコしかなかったので、キレイに直角にカットするのにコツが入りました。しかしこの工具は、当たりに添えて上から刃を降ろすだけで、スムーズに直角に切ることができます。
②取り付けネジの下穴を開けていきます。
養生テープで計測して、ラインを引くと穴あけし易いですね。
③下穴に沿って、ネジ固定しいきます。
これでテーブルの完成です。
次は、脚部分を組み立てます。
④テーブル部分同様に、下穴と取り付け金具にて強度を上げて組み立てます。
同じ様に2脚作成していきます。
⑤テーブルに脚を取り付けていきます。
散水栓のアクセスを考慮し、脚の位置にスペースをあけています。
スタンドの形になりました。
⑥ズレ防止の取り付け
そのままでも使用可能ですが、人工木の端材を使用してズレ防止としています。下から穴をあけ、ネジ固定しています。
設置
高さを300mm程設けて、ジョーロも入る様にしてみました。オプションの専用スタンドと同じ高さです。
今回の目的である、散水栓の兼用ということで、フタの開閉からホースを繋げて蛇口をひねることもできました。
2台目雨水タンクを設置することで、畑への水やりで何度も歩いて往復する必要がなくなり、ストレスフリーで行えるようになりました。
フィルターメンテナンス
雨水タンクは、日々のメンテナンスとしてフィルターを清掃が必要です。
タンクへの溜める経路で汚れていると、タンク内での貯蔵期間でさらに汚れが充満します。体感ですが、清掃の目安としては2週間に1回程度で問題ないかと思います。透明部でフィルター内部が見えているので、そちらの具合で判断しても問題ないでしょう。
①集水器フィルターの取り外し
②フィルター小の取り外し
③フィルター大の取り外し
④注入フィルターの取り外し
⑤外したフィルターを雨水を使って汚れを落としていきます。歯ブラシなどで清掃すれば、さらにキレイになりますね。入念にする必要はありません、どちらかというと定期的にこまめにやる方が大事ですね。
まとめ
いかがでしたか?人工木にて、見た目も機能も兼ね備えた専用スタンドを作成してみました。作成には手間や時間がかかりますが、既製品よりも安く付加価値を付けて作成できました。
また、運用中のメンテナンスは目安ですので、使う頻度によっても変えてみても良いかもしれません。愛着持って、ケアしてあげれば良いですね。
雨水タンクを設置すると、雨の日が少し楽しみになったりします。晴れた日に、洗車をしたり家庭菜園をしている時に、たっぷりの雨水があるとそれを活用して色々とできますね。子供が水遊びしても許せますしね!(限度によりますがw)
少しでも雨水タンクに興味を持って、本ブログを活用して頂ければ嬉しいです。見て頂き、ありがとうございました!
設置後の排水処理についても、記事にしていますので宜しければ見て下さいね。
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